忍者ブログ

神社検定ブログ

神社検定の試験に合格するためには、公式テキストの2冊以上の読破が必要です。 実際に読み始めると、興味の持てる箇所もあれば退屈なテーマもあります。 そこで、各テーマの概要をブログの記事にして読み続けることで、退屈なテーマ学習の一助になるように考えて、また自分のおさらいをも含めてサラッと記事にしてみた。

ここからは「祭り」の内容に入ります

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ここからは「祭り」の内容に入ります

 

ここからはテキスト①の第4章に入ります

7年に一度行われる諏訪大社の御柱祭は
巨木の上に多くの人が乗っかって急な坂道を降りるという
勇壮な祭りとして知られています。
祇園祭もマスコミ報道などで有名ですし
今年は神田祭が400年ということで神田駿河台を賑やかしています。
平成27年版 神田祭ポスター 
【 平成27年版 神田祭ポスター
 今年はご遷座400年奉祝で特に盛り上がるでせう 】

【 神田の街を練り歩く神輿 とにかくすごい人です 】
他にもたくさんお祭りがありますが
多くは神社の祭礼によるものではないでせうか。

神社の祭りはそのにぎやかな面もありますが
本来は心身を清め神様に感謝の心を捧げることだと云われています。
「まつり」の語源は神様に従い奉仕する「まつらふ」に由来するらしいです

どんな祭りの種類があるか整理しておきませう
まず、祭りは大祭、中祭、小祭の三つに分類されます
そして、大祭のうち特に覚えるべきは3つの恒例の大祭です

1)  例祭または例大祭
神社とってもっとも重要な祭祀で
神社やご祭神にとって特別に由緒のある恒例祭典です

【 例大祭でご正宮に向かう神職たちの行列 】

2)  祈年祭(きねんさい)
2月17日に行われる稲作の豊穣を祈る祭祀で
「春祭り」とも「としごいのまつり」とも云われています

【 内宮にて 2月17日に祈年祭催行のお知らせ 】

3)  新嘗祭(にいなめさい)
祈年祭が豊作を祈る祭りであるのに対して
秋の収穫祭ともいうべき祭りです。
全国の神社で毎年11月23日に行われます。
世間では勤労感謝の日と称していますな。

戦後神道はGHQから忌避され
祝日の名称でさえそのままでは認められなかったのでせうかね?
戦後70年ですから本来の言葉に戻して
日本が稲作をどれほど重視していたかを学ぶいい機会にしたいと思いますな
「新嘗」(にいなめ)とは、その年に収穫された穀物(稲)を
神様にお供えをして収穫のできたことを感謝する日なのです

【 神宮の新嘗祭に供される稲穂はここで田植えし、刈り取る 】

 
【 神宮神田で刈り取られた稲穂 】

昔、祖父が「新米は新嘗祭が終わらなければ食べちゃいけない」と云っていました。
今、新米と聞けば誰より早く食べようとする私の姿を見たら、じいちゃん怒るだろうなぁ!

ついでに臨時の大祭にも触れておきませう
先ほど触れた7年に一度の御柱祭、12年ごとに行われる鹿島・香取両神宮の神幸祭
など定められた年ごとに行われる祭祀を「式年祭」

【 昨年行われた神幸祭のポスター 】

平成25年に行われた伊勢神宮の「式年遷宮」や出雲大社の「本殿遷座祭」のように
社殿の造り替え際してご祭神を遷す祭りを「遷座祭」と云い
伊勢神宮のように20年に一度という定例的なものを式年遷座祭といい
臨時におこなれるものをただの「遷座祭」というのだそうです

神社が新たに創建されたときには神様に鎮まりいただく「鎮座祭」
新たにご祭神を増やす場合には「合祀祭」
逆にご祭神を分ける場合に行われるのが「分祀祭」です

参考
神社検定公式テキスト①  P.102~105

 


 

PR

コメント

プロフィール

HN:
おじゃまんが山田くん
性別:
非公開

P R