忍者ブログ

神社検定ブログ

神社検定の試験に合格するためには、公式テキストの2冊以上の読破が必要です。 実際に読み始めると、興味の持てる箇所もあれば退屈なテーマもあります。 そこで、各テーマの概要をブログの記事にして読み続けることで、退屈なテーマ学習の一助になるように考えて、また自分のおさらいをも含めてサラッと記事にしてみた。

人生最後の通過儀礼とは

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

人生最後の通過儀礼とは

神道とは通過儀礼だと云いましたが
人生の最後の通過儀礼は「葬式」ですな

我が家でも葬儀は仏式で行います
どこの国でもその国の信仰に基づく葬式があり
我が国でも神道固有の葬式があります
神道で行う葬儀は「神葬祭」と云います やはり「祭」です


【 50日間半紙を絵のようにして神名を隠す 】

人が亡くなることを「帰幽」(きゆう)と云い
神棚の前に白い半紙を張り、一時的に神棚の祭りを停止します
期間は50日、一般的に五十日祭で忌明けとなります
「忌」とは故人のお祭りに専念するという意味で
そのため、神棚に目隠しをするということらしいです
また50日間は神社参拝も遠慮することが望ましいとのこと

通常の拝礼と異なるのは「忍手」という音をたてない拍手を行うことです



また仏式でないので、数珠を持つこともなく焼香することもありませぬ
ただ、故人を北枕に寝かせるというのは同じなのです

北枕とはお釈迦様が亡くなった時に頭を北に向けていたことから
北を枕にするとお釈迦様と同じ処に行けるという信仰が生まれたようです


【 お釈迦様がお亡くなりなったときの様子 】

神道では神様は常に南か東を向いています(我が家の神棚もそうです)
私たちは北か西を向いて神様を拝む形ですな
つまり、神道の場合北が最上の上座で西がそれに続くということ
ために、北の方向に足を向けるのは失礼にあたるのでということらしい
これは神職ではなく、葬儀屋さんに聞きましたので
「おかしい」と思われた方は、神職の方に直接質問してみてください
北枕の神道における根拠は検定試験には出ませんので、このへんで

仏式では一周忌、三回忌以降7、13と続き五十回忌で終了します
神式では一年祭、三年祭以降5、10と続き五十年祭で終了します
一般的には五十年祭を節目として「まつりあげ」を行い
それ以降はご先祖様としてお祀りすることになります

ところで、お墓や戒名って神道ではどのようなものか?
お墓は下の絵のように先っぽがとんがっているのが神式の一般的な形

墓石の正面には「〇〇家奥津(都)城」(おくつき)と記されている
場合もあるが、津(都)とは~のを表し「奥の城」と考えて可とアリ
城は棺または棺を置くところという意味もあるそうです

では戒名は?
戒名は仏式の名称です。神道では霊号と称します
素戔嗚命と同様に命(みこと)が付きますが
戒名のように院殿、院などとプレミア号はないそうです

 
・・・メモ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
壮年男性の場合には大人命(うしのみこと)と諡名がつき
壮年女子の場合には刀自命(とじのみこと)と諡名がつき
ますが朗若男女とも単純に命と号する場合もある
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
参考
神社検定公式テキスト① P.140~P.145

 

 

 

 

 

 

PR

コメント

プロフィール

HN:
おじゃまんが山田くん
性別:
非公開

P R