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神社検定ブログ

神社検定の試験に合格するためには、公式テキストの2冊以上の読破が必要です。 実際に読み始めると、興味の持てる箇所もあれば退屈なテーマもあります。 そこで、各テーマの概要をブログの記事にして読み続けることで、退屈なテーマ学習の一助になるように考えて、また自分のおさらいをも含めてサラッと記事にしてみた。

神話は本当だった!出雲大社の遺跡を見よ。

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神話は本当だった!出雲大社の遺跡を見よ。

ほんとうにデカかった出雲大社

神社に関して出雲大社への理解は重要です。
平成25年に60年に一度という出雲大社の「本殿遷座祭」があり
翌26年には宮司の千家家と高円宮の典子さまとの
ご結婚で話題にもなりました。
記紀神話でも大きなヤマの一つですから
きちんと整理しておきませう。

 
・・メモ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 出雲大社の参道を歩くと、伊勢神宮とは別の
雰囲気があります。
 伊勢がご神域という澄み渡るような雰囲気なら
出雲はそこに人々のコミュニティがあったかの
ような温もりを感じました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

出雲大社は「いずもおおやしろ」という呼びかたが正しい。
出雲大社のご祭神である「大国主命」は
自分が造ってこられた国を天照大神に譲ります。
その神徳を称えて、天照大神が神々に造営を命じたのが
「天日隅宮」(あめのひすみのみや)
それが出雲大社本殿ではないかと。


【イメージですが高さは48m、96mという説もあり 】
  
その規模が壮大であることは古事記にも記されています。
平安時代に書かれた「口遊」(くちずさみ)という書に
「雲太、和二、京三」とあり、当時でもわが国最大の
建築物でありました。
雲太は出雲大社、和二は東大寺大仏殿、京三は太極殿
現在の平安神宮です。

天照大神や大国主命の話は神話だ!
フィクションだ!と笑うなかれ。
平成12年に、境内から遺跡が発掘されました
48メートルの高さと伝えられる神殿の柱が出現したのです。
それも出雲国造家に伝わる神殿の造営図に描かれている
 巨木が三本束ねの形で出現したのですからね

 
・・メモ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
太い所で直径約1.7mの杉材を3本金輪で束ねたもので
残存部は当時の地表面から2mほどの下にあり
まわりに直径20~30cmの石を詰めていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平安時代に既に、出雲大社は東大寺大仏殿より大きい
と言われていましたが、それを裏付ける遺構が
発見されたつーことです

また天照大神は巨大な神殿をプレゼントするだけでなく
御子の「天穂日命」(あめのほひのみこと)に
末永くお祀りするようお命じになりました。
その「天穂日命」の子孫が代々出雲国造家として
84代に渡り宮司をされているのです。

典子さまと結婚された国麿さんは85代目です。
千家家当主になるときには、出雲国造家として
「出雲国造神賀詞」(かむよごと)を天皇陛下に
奏上されます。これは国家的な大イベントです。

また陰暦10月は全国の神様が出雲に集合するため
神無月と言われますが、出雲地方では逆に神有月となっています。

どうでもよござんすが・・・
出雲路を走る一幡電鉄デハニ52形電車

昭和3年の北松江線開通および1930年(昭和5年)の
大社線開通に備え製造された一畑電車オリジナル車両です
中井貴一さん主演の映画
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』
に登場しました。(小生、残念ながら未だ見てないのです)


参考
神社検定公式テキスト① P90.91


出雲大社
www.izumooyashiro.or.jp/

 

 

 

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