神社検定の試験に合格するためには、公式テキストの2冊以上の読破が必要です。 実際に読み始めると、興味の持てる箇所もあれば退屈なテーマもあります。 そこで、各テーマの概要をブログの記事にして読み続けることで、退屈なテーマ学習の一助になるように考えて、また自分のおさらいをも含めてサラッと記事にしてみた。
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熱田神宮については、少しお話があります。
今日のポイント
・熱田神宮がなぜ神宮の社格を与えられているのか?
・古事記と日本書紀におけるヤマトタケルの漢字の表記
・三種の神器の一つは何か?
まずは、グルメ情報から・・・・
名古屋名物「鰻のひつまぶし」
【一杯目はそのまま、二杯目は薬味と、三杯目は
茶漬けでと、3回楽しめるひつまぶし 】
近年全国的に有名になった「名古屋飯」
そのひとつに鰻のひつまぶしがあります。
グルメ番組で取り上げられる蓬莱軒の本店が
熱田神宮の南にあります。
今や、熱田神宮より有名かもしれませんな。
その熱田神宮のご祭神は「熱田の大神」ですが
それは、草薙の剣を御霊代(みたましろ)とする
天照大御神のこと
【 昔は尾張造り社殿でしたが、明治26年伊勢神宮
と同じく神明造りに建て替えられた 】
【 三種の神器の一つ 草薙の剣だそうです 】
そして草薙の剣とは、素戔嗚命が八岐大蛇を
退治した時に尻尾から出た剣で、皇統を示す
三種の神器の一つです
そのときは、マメノムラクモの剣と云いました
12代景行天皇の皇子「倭健命」
(日本書紀では「日本武尊」と記述されています)
が東征したときにの物語がよく知られています。
倭健命が浦賀水道で乗船が難破しそうになったときに
弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)が
「さねさし 相模の小野に 燃ゆる火の 火中に立ちて
問いし君はも」の歌とともに入水して
海神の怒りを鎮め、命の偉業を助けたという
悲しい生贄の話があります
【 入水する弟橘比売命 】
小生が感じ入ったのは
その物語を語る美智子皇后陛下のお姿です。
皇后さまは仰いました「「いけにえ」という酷い運命を
進んで自らに受け入れながら・・・最も愛と感謝に満たされた
瞬間の思い出を歌っていることに、感銘という以上に
とても強い衝撃を受けました」と。
お二人が戦後初めての沖縄訪問で「ひめゆりの塔」に献花した際
壕に隠れていた左翼過激派が飛び出し
火炎瓶を投げつけるという事件が起きた。
当時警察庁幹部として現場にいた佐々淳行氏は
火炎瓶が投げられた瞬間に
妃殿下が片手を殿下の前に伸ばして守ろうとされた瞬間を
目撃したと語っています。
また、山形県での国体開会式で
両陛下に向けて発煙筒が投げつけられる事件が起きた
この時も異変を察知した皇后陛下は咄嗟に右手を差し出し
陛下を庇おうとした。
わずか数秒の出来事だったが
そのお姿は全国にニュース画として報じられました
【 太平洋の激戦地ペリリュウ島にて慰霊される両陛下 】
まさに、皇后陛下こそ現代の弟橘姫命ではありませんかね。
後段の記述は事実ですが、試験には出ません。
しかし、熱田神宮で倭建命と話が出たら、どうしても触れたかったのです。
お付き合いいただき感謝します。
参考
神社検定公式テキスト① P88.89
熱田神宮
http://www.atsutajingu.or.jp/kaikan/service/