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神社検定ブログ

神社検定の試験に合格するためには、公式テキストの2冊以上の読破が必要です。 実際に読み始めると、興味の持てる箇所もあれば退屈なテーマもあります。 そこで、各テーマの概要をブログの記事にして読み続けることで、退屈なテーマ学習の一助になるように考えて、また自分のおさらいをも含めてサラッと記事にしてみた。

剣道場の掛け軸に2つの神様

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剣道場の掛け軸に2つの神様

今日は鹿島、香取の両神宮です。

今日のポイント
・鹿島神宮のご祭神は古事記でどのように描かれているか
・香取神宮のご祭神の記述があるのは古事記か?日本書紀か?


鹿島神宮のご祭神の建御雷命はものすごく強い神様です。
出雲の国譲りの時に諏訪大社のご祭神の建御名方神と
力比べをして、圧勝してしまいます。
そのあたりは、実際に古事記を読んでみてください。


【 こんな感じで国譲りを迫った建御雷命
  古事記では十束の剣を逆さまに突き立てて
 その剣の先っぽに胡坐を組んでとあります 】

古事記では当然、国譲りの大功労神ですが
日本書紀では鹿島の武甕槌大神(タケミカヅチ)
と香取神宮の経津主命(フツヌシ)の2柱の大神が
してのけたこととされています

その功労のためでせうか、鹿島・香取両宮は
伊勢神宮以外で初めて神宮の神号を受けています。


【 東日本震災で倒壊した石造りの鳥居に変り
             木製で造りなおされた大鳥居 】

式年大祭(しきねんたいさい)
12年に一度の午年に行われる祭典
鹿島の大神と香取の大神が水上で出会う
鹿島神宮最大の祭り、水上の御船祭りとしては
日本最大の規模を誇る祭りです。

また、ころ両宮には「要石」があり
地震の抑えてくれるという信仰があります
残念ながら、2011年東北で・・・と言ったら
「要石」のお蔭であの程度で済んだと言われました(笑)

 
【 地震を鎮めるといわれる要石 】

実は鹿島神宮は武道の神様で、我が家の崇敬神社です。
私も武道をたしなみますが、どうして弱いのだろうか?
信仰が足らないからでせうかね。

 
【 鹿島神宮駅前に立つ剣聖塚原卜伝
  ここが武道の聖地であることがわかります 】

【 ちょっとイイ話 】
 鹿島神宮のご祭神は国譲りのとき、
諏訪のご祭神であるタケミナカタ命を
出雲から諏訪に追い詰めたということになっています。
 東日本地震で宮城県の諏訪神社のご神体が流され
翌年か翌翌年だったか鹿島の浜に流れ着き
鹿島神宮の氏子がこれは何かの因縁ではと
大事に取扱い、元の諏訪神社に戻したという
記事が、鹿島神宮崇敬会員に配られる機関紙「要石」
に紹介されていました。

【 どうでもいいでせうが・・・】

 今は見られません!スカ色113系近郊型電車
 鹿島神宮、香取神宮、鶴岡八幡宮を結ぶ総武・横須賀線
を走っていました。
 今はこちらの電車E217系(Eは東日本のイースト)
 
 どうも失礼しました。
 
参考
神検定公式テキスト① P76.77


鹿島神宮
http://kashimajingu.jp/


香取神宮
http://www.katori-jingu.or.jp/

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