昇殿参拝については3級検定試験に5つ出題されるほど重要です。
今日のポイント
・昇殿参拝の基本
子供が産まれた時
親は心から元気で無事に育って欲しいと強く願うものです。
そのようなとき、一般参拝ではなく
拝殿の中に入り神職にお祓い、祝詞をあげてもらう正式参拝
もしくは昇殿参拝を社務所に申し込みします。
昇殿参拝について説明します。
まず、祈願内容を伝えます。
玉串料を納めお祓いを受けてから拝殿の中に入ります。
「玉串」とは神様にお供えする金品のことです。
のし袋には「初穂料」「御榊料」と書く場合もあります。
服装にも注意が必要です。
男性の場合、和服であれば羽織袴着用
洋服であればジャケット、ネクタイ着用が原則になります。
女性の場合、和服であれば黒の留袖、振袖を最上としますが
状況によって華美でなければ、華やいだ服装でも良いということです。
拝礼には立ってする立礼(りゅうれい)と座礼があり
立礼の場合には胡床(こしょう)と呼ばれる腰掛を利用します。
座礼の際には本殿の中央には座りません。
真ん中は正中といって神様の通り道だからです。
私の親は「神かまうな、仏ほっとけ」という人でしたが
私や妹が産まれたときは、やはりきっちりとお参りしたそうです。
参考
神社検定公式テキスト① P48 49