昇殿参拝は神職の方がリードしてくれます。
神社ごとに個別の事情もあるのでしょう。
テキストどおりでないこともあるかもしれません。
今日のポイント
・昇殿参拝の流れ
修祓で身を清めたら
斎主となった神職が神前に進み一拝します。
これを斎主一拝といい、参列者も神職に合わせて一拝します。
次には、神様の召し上がり物を神餞(しんせん)といいます。
これを神様にお供えする献餞(けんせん)を行います。
米や酒、海産物等が一般的ですが
要は人が用意できる最高のものを豪華に盛り付けるようです。
そして、祝詞奏上し、玉串拝礼(たまぐしはいれい)へと進みます。
祝詞は神様への感謝や参列者の願いを神職が独特のリズムで
神様に言上することです。
玉串とは榊の枝に紙垂(しだ)を付けたものをいいます。
玉串のささげ方にも細かな決まりがあります。
神職から受け取り、神前に進み、拝礼を行い
玉串を案という机に置くまでひとつひとつ型があります。
玉串をささげた後、2拝2拍手1拝の作法でお参りします。
そして、神様にささげた神餞は
斎主以外の神職または巫女によって下げられる撤餞(てっせん)の後
最後に直会(なおらい)します。
これは神様と一緒に飲食して、ご神助をいただこうというものです。
私なんぞこの「直会」が大好きで、いささか度を超すこともあり
神様はきっと苦笑されていることでしょう。
修祓から直会までの流れが、昇殿参拝の内容になります。
ここは重要なポイントですから、テキストをしっかりと読み込んで
おいてください。
参考
神社検定公式テキスト① P54 55